
こんにちはochanです。
今回の記事はGOGlampingからつい最近発売された、KANU自立式トンネルテント専用タープのお話です。
僕はこのKANUを、発売以来ソロキャンプのメインテントとして一年半くらいの間ずっと使い続けています。
KANUは設営が簡単なのに、ソロテントとしてはテント内が広くて快適なのでとても気に入っています。
今回ご紹介するのはこのKANUのオプションとして販売された専用タープ。
KANUへの取り付けがしやすいように工夫された小型のヘキサタープになります。
実はKANUの発売当時からオプションの専用タープは存在したのですが、今回発売されたのは初期型の改良版となる2代目です。
しばらくこのKANUタープが欠品していたので入手困難になっていたこともあり、今回の改良版が気になっている方も多いはず。
というわけで今回はそんな方のためにKANU専用タープの使用用途、スペック、使ってみて感じたことについてお話していきます。
最後までごゆっくりとどうぞ。
目次
KANU専用タープはこんな方におすすめ
KANU専用タープをお勧めしたいのはこんな方です。
- 冬キャンプでKANU天井の結露を防ぎたい
- 夏キャンプでKANUテント内の暑さを和らげたい
- KANUの前にタープを張りたい
- ソロキャンプの小型テントが欲しい
それでは順に説明していきます。
テント内環境の向上に期待できる
①と②については、名称は違いますが例えばOGAWAのアポロンのルーフフライや、スノーピークのランドロックのシールドルーフと同じような用途になるものです。
まず天井にタープを取り付けるとこんな感じになります。
KANUは前後に庇がついているのですが、この庇部分をのぞいた室内上部をKANUタープがカバーしています。
天井部を二重にすることによって夏は天井部の温度が上がるのを和らげ、冬は天井部での結露を発生しにくくしてくれる効果が期待できます。
また専用設計だけあって、サイドにある窓にタープがかからないように配慮して作られています。
KANUの前にタープを張る
次に③のKANU前にタープを張りたい場合について説明します。
夏になるとテントの外で過ごす時間が増えると思いますが、そんな時にテント前にタープで日陰を作りたくなりますよね。
KANUの前にタープを張ろうとすると、通常はテントの後方にポールを立てて小川張りを考えると思います。
そんな時、もしKANUタープがあれば小川張りをしなくてもタープの設営が可能ですので設営の一手間を減らすことができます。
下の写真のように、KANU天井中部にあるリングにTARP側のフックをひっかけることで簡単に固定できます。
個人的にはKANUタープをこうしてテント前につけると、全体のシルエットがカッコよくなる気がします(笑)
ソロキャンプの小型ヘキサタープとして使える
KANUタープの展開サイズは280cm×190cm。
みなさんソロキャンプで使いやすい小型のヘキサタープを探したことがありませんか?
小型ウィングタープなら数種類見つかると思いますが、ヘキサタープって探しても意外と見つからないと思います。
キャンプ場でときどき見かけるモンベルのミニタープHXが3.38m×2.8mですから、もっとサイズの小さいヘキサタープが欲しければこのKANUタープが最適です。
KANU専用タープのスペック
それではスペックを見ていきましょう。
材質 | 150Dチェック柄ポリエステル |
組立サイズ | (約)280×190cm |
収納サイズ | (約)38×22×5cm |
重量 | (約)0.7kg |
カラー | サンド、ブラック |
内容物 | KANUテント専用タープ×1、S字型カラビナ×1、キャリーバッグ×1枚、取扱説明書(日本語)×1枚 |
タープの細部を観察
KANUタープはKANU専用のタープだけあって、容易にテントへ固定できるよう工夫が施されています。
旧タイプの製品と比べて改善されたのは主にこの接続方法です。
それでは各部分を見ていきましょう。
KANUの天井中央に通るポールの前後先端に、タープについているハトメを通した後でバックルで締め上げることにより固定します。
アーチフレームにはベルクロで固定。
タープ四隅はKANUのアーチフレームにひっかけられているテントクリップ部分にクッションゴム紐の先に取り付けられているフックで固定。
以上ですが簡単にテントにつけられ、しかもかなりしっかりとしています。
実際に使ってみて感じたこと
それではKANUタープを実際に使ってみて感じたことをお話します。
まず僕が今使っているKANU本体は2024年に改良版として発売された2代目のKANUとなります。
2代目になってしばらく使っていますがKANUが雨漏りはしたこともないし、キャンプをしている地域の気候のせいか冬に室内が結露して困った経験もないので、これについてはタープの効果をあまり感じてはいません。
KANU改良版の記事はこちら。
この記事を書いている現在は冬ですが、夏になったら日差しを和らげるために有効なのではないかと思っています。
やはり天井が2枚ある分テント室内の温度は下がるはずですから。
もう一つ、良いと思ったのはKANUの外観が少し精悍に見えるようになったということ。
KANU本体だけだと寸胴な形状なので、デザイン性という面ではあまり良いとは言えません。
KANUタープをつけるとアクセントがついて、見栄えがします。
KANU専用タープまとめ
以上、KANU専用タープの使用用途、スペック、使ってみて感じたことについてお話してきましたがいかがだったでしょうか。
このタープですが、Amazonで5000円ほどで販売されており手に入れやすい価格設定になっています。
KANUをすでにお持ちの方、ソロ用の小型ヘキサタープをお探しの方にはおすすめですね。
それでは今回はこのへんで。
みなさん楽しいキャンプを!
その他のGOGlampingのテント、タープについてはこちらの記事にすべてまとめています。